岩手旅行- 3度目の東北旅行から1年を経て
2015年夏の岩手旅行、旅の記録を書き終えるのに1年以上もかかってしまった。6泊7日の旅を27本の記事にした。
事前に準備した旅行グッズたち (2015/8/23)
東北本線を北へ各駅停車で一関まで (2015/8/23)
厳美渓は昭和の観光地だった (2015/8/24)
達谷窟でバイオレンスな縁起を考える (2015/8/24)
平泉、世界遺産の町にがっかり (2015/8/24)
胆沢城、蝦夷の長・アテルイ投降の地 (2015/8/25)
高野長英、後藤新平ゆかりの水沢散歩 (2015/8/25)
花巻郊外、宮沢賢治の観光テーマパークへ (2015/8/25)
大沢温泉 自炊部で一夜を過ごす (2015/8/26)
花巻市街の宮沢賢治の足跡を歩く (2015/8/26)
花巻、宮沢賢治の「イギリス海岸」を散歩 (2015/8/26)
雨の遠野、夏なのに沈鬱な町へ (2015/8/26)
遠野の「千葉家・南部曲り家」、10年間の修理前に訪問 (2015/8/27)
遠野の続石、重力がズレたような不思議な光景 (2015/8/27)
遠野の五百羅漢、幽玄なる林の中へ (2015/8/27)
遠野の程洞稲荷神社で初めてコンセイサマを見る (2015/8/27)
「卯子酉様」遠野で一番好きになった場所 (2015/8/27)
遠野物語で幾度も登場する笛吹峠へ (2015/8/27)
絵になる遠野の風景をInstagramで (2015/8/28)
遠野の最果て、早池峰神社を訪れる (2015/8/28)
「超地方」で見た郵便・物流の実際 (2015/8/28)
遠野伝承園、オシラサマ千体に目を見張る (2015/8/28)
遠野のカッパ淵、夜中と昼間に2度訪れてみた (2015/8/28)
遠野の貞任高原、残念無念の水芭蕉群落 (2015/8/28)
遠野・デンデラ野で考えた「地方」の今昔 (2015/8/28)
多賀城跡、奈良時代・大和朝廷の北方拠点へ (2015/8/29)
東北歴史博物館で、東北から日本列島を眺める (2015/8/29)
2014年夏の庄内旅行は、同じ6泊7日で21本の記事にまとめた。
こちらは書き終えるまで2か月間だった。岩手旅行、少しずつ書いているうちに、2016年の夏も終わってしまった。
読み返して見ると、27本中、14本が遠野の記事である。やはり10代で読んだ柳田國男の『遠野物語』によるもの。若い頃の読書体験の影響は大きい。
2013年の青森旅行、2014年に庄内旅行(山形)に比べて、印象に残っているのは、岩手県はとにかく人が少なかったこと。人口密度の低さは北海道に次ぐ2位で83.78人(2016年現在)。青森県は135.67、山形県は120.45人だ。今回、盛岡は訪れなかったが、一関、花巻、水沢、遠野共に、日が暮れると街は暗く、人の姿が本当にまばらだった。
なので、最後の夜、仙台に宿泊した際、仙台駅を出た途端、街の光がまぶしく感じた。そして、何より「通勤する人」の存在が新鮮だった。岩手県内の鉄道では、通学する人はいたが、通勤する人は見かけなかった。
最終日は、国府多賀城駅から在来線の普通列車で埼玉に帰った。福島駅〜大宮駅間は3年連続で乗った。夏休み最終週の土曜で、青春18きっぷ利用の旅行者で満席になった。
大人になって座席の取り合いはみっともない。黒磯からは昨年と同じくグリーン車で帰った。
12時半に国府多賀城駅を出発して、18時40分に大宮駅到着。翌日は休日なので、最終列車まで旅を楽しむこともできたが、体力温存。
3回連続の東北夏旅行は、いったん今回で打ち止め。いい旅だった。
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