数十頭の鹿が放し飼いされている「おがの鹿公園」へ(小鹿野町)

おがの鹿公園(小鹿野町)

秩父盆地にある小さな町・小鹿野(おがの)。Googleマップでたまたま「鹿公園」というスポットを発見したので、出かけてみました。

おがの鹿公園は、近年、バイク・オートバイ好きの聖地として人気の小鹿神社の西隣にあります。小鹿野町内を東西に走る国道299号線から直接アクセスできる道路はなく、小鹿神社の大鳥居をくぐって神社の境内手前を左折し、200メートルほど進んだところにあります。

目立った標識がなく、ちょっと分かりにくい場所でした。私は小鹿神社の駐車場に車を駐めて、公園まで歩きました。

おがの鹿公園(小鹿野町)
鹿公園の事務所。えさが売られていた

公園は丘の斜面をフェンスで囲っており、ざっと1ヘクタールほどの広さがあるでしょうか。丘の上の方まで上がれますが、鹿の多くは事務所がある下の方にたむろしていました。見える範囲で30〜40頭はいそう。種は小柄なホンシュウジカです。

ただ、奈良公園の鹿に比べると、毛づくろいが下手なのか、今ひとつ毛並みがよろしくありません。どの鹿もボサボサ。水浴びスペースで泥まみれになっている鹿もいます。とても触ってみようとは思えなかった。

おがの鹿公園(小鹿野町)

公園は入場無料。売店ではえさが売られています。そこだけフェンスのない小屋があり、直接、鹿にえさを食べさせることができます。

日曜にも関わらず公園の訪問客は少なく、地元のカップルがやるえさに十数頭の鹿が食らいついていました。

おがの鹿公園(小鹿野町)
えさにがっつく鹿たち

オスの鹿は角が切られて先端が丸くなっているものの、角を合わせて雌雄を決している姿も見られました。獰猛でした。草食動物とはいえ舐めてはいけませんね。

おがの鹿公園(小鹿野町)

この鹿公園について調べると「小鹿野町おがの鹿公園条例」という条例を発見しました。

「鹿公園に入園しようとする者は、町長の許可を受けなければならない」「町長は、入園者の遵守事項を定め、管理上必要があるときは、その都度入園者に対し指示することができる」という条文と、現地のゆるい雰囲気の間に大きなギャップがあり、思わずくすっと笑ってしまいました。

小鹿野町おがの鹿公園条例 平成17年10月1日 条例第167号
(設置)
第1条 地域の発展と住民の福祉の向上を図るとともに、小鹿野町を訪れる観光客等に対してレクリエーションの場を提供するため、豊かな自然の中で、住民が動物と触れ合い、親しめる鹿公園を設置する。
(名称及び位置)
第2条 鹿公園の名称及び位置は、次のとおりとする。
名称 小鹿野町おがの鹿公園
位置 小鹿野町小鹿野1408番地
(管理)
第3条 小鹿野町おがの鹿公園(以下「鹿公園」という。)は、常に良好な状態に管理し、その設置目的において最も効率的に管理されなければならない。
(入園の許可)
第4条 鹿公園に入園しようとする者は、町長の許可を受けなければならない。
(遵守事項)
第5条 町長は、入園者の遵守事項を定め、管理上必要があるときは、その都度入園者に対し指示することができる。
(立入りの禁止)
第6条 町長は、管理上支障があると認めるときは、鹿公園内の立入りを禁止し、又は退去を命ずることができる。
(委任)
第7条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、平成17年10月1日から施行する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日の前日までに、合併前のおがの鹿公園設置及び管理に関する条例(平成元年小鹿野町条例第8号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされた処分、手続その他の行為とみなす。
附 則(平成18年6月26日条例第35号)
この条例は、公布の日から施行する。

小鹿野町おがの鹿公園条例

秩父、小鹿野方面に出かける際は、おがの鹿公園、ぜひのぞいてみてください。


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