入間川 冬の散歩記録(7)入間大橋〜上江橋

新型コロナウイルス感染症、2度目の緊急事態宣言下、川越市内の入間川両岸を散歩しました。前回は、出丸冠水橋〜入間大橋間をレポートしました。

今回で最終回です。荒川に合流する入間川の終点、入間大橋〜上江橋間を歩きます。

入間川散歩記録 入間大橋〜上江橋

春の気配が感じながら入間川右岸を南下

スタート地点は入間大橋の真下にある駐車スペース。入間大橋と開平橋の中間にある入間大橋交差点から下りることができます。

入間大橋(入間川)
入間大橋から見た南方の眺め。左が駐車スペース

駐車スペースの東側にはモトクロス場「オフロードビレッジ」があり、オフロードバイクがブンブンと走り回っていました。

オフロードビレッジ(川越)
モトクロス場「オフロードビレッジ」

入間大橋を川越市街方面に渡り、橋を背に入間川右岸の土手の上をひたすら南下。視界を遮る建物はなく、冬の青空が広がって、関東平野ならではの風景が延々と続きます。

入間川(川越市中老袋)
入間川右岸、中老袋(なかおいぶくろ)付近

2月下旬にも関わらず、土手の西側には菜の花が咲き始めていました。この土手は春は菜の花、秋は彼岸花が咲き誇ります。

しばらく歩くと、土手の上に馬頭観音と法界供養塔がありました。ここは江戸時代、荒川の渡河地点として老袋の渡しが設けられていた場所。現在は入間川と荒川合流点は上江橋の南側にありますが、かつては入間大橋の北側にあったため、ここは入間川ではなく荒川でした。

馬頭観音像は文化13年(1816)、金剛界大日如来は文化7年(1810)の建立と記されています。梵字から察するに水難事故の法界供養塔のようです。

入間川(川越市東本宿)
右は法界供養塔と真ん中は馬頭観音

入間川の右岸をさらに2キロメートルほど歩くと、右手に大きなマンション街が見えてきました。1,500戸の住宅がある川越グリーンパークです。

もともと、荒川と古川に囲まれた「島」の地を造成して作られたマンション。川越市の入間川沿いでは異彩を放つ人工的な風景です。

川越グリーンパーク
川越グリーンパーク

最長の河川橋・上江橋を渡る

川越グリーンパークを過ぎると、国道16号線が通る上江橋に到着。上江橋は一般国道で河川に架かる橋梁としては、日本最長で全長1,609.9メートル(1997年の橋)。とにかく長い! 入間川と荒川と滝沼川、なんと3本の川を一気に渡る橋なのです。

上江橋(入間川)
上江橋。北西の土手からの眺め

歩道の右側は2車線の車道。高速道路並みの速度でビュンビュンと車が走り去ります。そのせいか、この橋の上では、しばしば交通違反取り締まりを行われていて、ネズミ捕りに引っかかったり、覆面パトカーに追いかけられる車を時々見かけます。

上江橋
西行と東行の2つの橋から成る上江橋

1本目の入間川を渡ると、2本目の荒川との間に中洲が見えます。出かける前は、この中洲すなわち入間川の左岸の堤防を北上して、入間大橋に戻るつもりでした。ところが、大規模な堤防補修工事を行っており、中洲に下りることができません。

入間川と荒川の土手
入間川と荒川の間にある中洲

仕方なく、2本目の荒川を渡って、荒川左岸を北上することにしました。かなりの大回りになります。

上江橋(荒川)
荒川。左岸のゴルフ場は「大宮国際カントリークラブ」

なお、上江橋の南側では入間川と荒川が合流します。共に広い流域面積を持つ大河。JR川越線の車窓からは雄大な合流地点を眺めることができます。

荒川と入間川の合流点
JR川越線の車窓から見た荒川・入間川合流点

上江橋を東に進むと3本目の滝沼川が現れました。その先に銀色の帽子をかぶったような巨大な水門が見えます。滝沼川排水機場です。この地域の水害を阻止する重要な施設です。

滝沼川排水機場
滝沼川排水機場

滝沼排水機場がある荒川右岸の堤防上を北上したかったのですが、なんと、このあたりの土手も補修中で通行止め。仕方なく、さらに大回りをして宝来地区の市道を北上しました。

巨大な2つの清掃センター

大宮国際カントリークラブの北辺で、荒川の堤防に上がることができました。土手の上を北上すると2つの清掃センターが見えてきました。近づくと巨大な姿に圧倒されます。

緑色の帯がある建物がさいたま市西部環境センター、ピンク色の帯がある建物が上尾市西貝塚環境センター。なんと、2つの市の清掃センターが仲良く並んで建っていました。

さいたま市西部環境センター
右はさいたま市西部環境センター、左は上尾市西貝塚環境センター

そういえば、荒川、入間川、新河岸川の周辺には清掃センターをよく見かけます。川の周辺は、水害の恐れから人口密度が低いので建設しやすいのかもしれません。

ここから北側の荒川は、堤防から流路までの幅が500メートル以上あり、広大な水田になっています。田植えの後は、湖のような風景が見られそう。

荒川(上尾市平方)
荒川の堤防の内側の広大な水田

上尾市西貝塚環境センターの北側に小さな稲荷社がありました。

稲荷社(西貝塚)
西貝塚の稲荷社

稲荷社の脇を抜けて、西貝塚の集落内を北東に進みました。荒川を上尾市から川越市方面に渡る開平橋は、堤防をまたぐように架かっています。橋を渡るには、土手より300メートル東側にある開平橋交差点まで行く必要あり。

開平橋を東から西へ渡ります。荒川を眺めると北方に小さな橋が見えます。冠水橋の西野橋です。

開平橋から西野橋の眺望
開平橋から北の眺望。奥は冠水橋の西野橋

開平橋の北側はゴルフ場「リバーサイドフェニックスゴルフクラブ」。枯れた芝生に緑色の水を撒いているヒトがいました。

リバーサイドフェニックスゴルフクラブ

私はゴルフをしません。なので今まで知らなかったのですが、真冬のグリーンは塗装していたんですね。ずっとケンタッキーブルーグラスとか寒冷地に強い芝だろうか? では、夏と冬で芝生の種類を変えているのか?などと疑問に思ってたのです。

開平橋を渡るとスタート地点の入間大橋交差点に到着。ちょうど日暮れの時間でした。

入間大橋のたもと(入間川)

14時45分にスタートして16時55分に戻りました。

歩行距離:10.1キロメートル。歩行時間:2時間。

川越市の北側を半周する入間川の散歩、これにて終了です。

入間川 冬の散歩記録


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