入間川 冬の散歩記録(5)落合橋〜釘無橋〜出丸冠水橋

新型コロナウイルス感染症、2度目の緊急事態宣言下、川越市内の入間川両岸を散歩しました。前回は、雁見橋〜平塚橋〜落合橋間をレポートしました。

5回目は落合橋〜釘無橋〜出丸冠水橋間を歩きます。

入間川散歩記録 落合橋〜釘無橋〜出丸冠水橋

入間川・小畔川・越辺川、3本の川の合流点

スタート地点は主要地方道川越栗橋線にかかる釘無橋。橋の下にある小さな駐車スペースに車を駐めました。

釘無橋の長さは562メートル、幅8メートル。入間川に架かる川越市の橋の中では中くらいの規模。1973年に完成しました。

橋の北側は川島町、南側は川越市。南側はかなり手前から川を渡るスロープが始まるので、橋の上から入間川の土手に直接下りることができません。橋を渡るにはスロープが始まる場所まで、200メートルほど迂回が必要。

なので、橋の下から川の土手に上がります。

釘無橋(入間川)
釘無橋の南側、小さな駐車スペースあり

釘無橋を後ろにして、まず西へ落合橋を目指します。土手の上は自転車道と歩道の2本が並走しており、自転車道は結構なスピードでサイクリストが駆け抜けていきます。自転車道を歩かないように注意。

入間川自転車道
後ろの青い橋が釘無橋。歩道と自転車道が並走

釘無橋から1キロメートルちょっとで国道254号線に落合橋に到着。落合橋は2本の橋からなる大橋のため、北行き車線・南行き車線の両側に歩道があります。

落合橋は入間川・小畔川(こあぜがわ)・越辺川(おっぺがわ)の3つの川にかかる大橋。入間川を北に渡ったところで右折。小畔川と入間川に挟まれた中洲を今度は東に向かって歩きました。

入間川・落合橋付近
右側は入間川、左側は小畔川

やがて左手に小畔川と越辺川の合流点が見えてきます。合流点には堰があって、水流の大きな音が聞こえてきました。水量が少ないこの時期でも見応えあり。梅雨から夏にかけては豪快な響きが聞こえてきそう。

越辺川・小畔川合流点
小畔川(手前)越辺川(奥)と合流点

さらに釘無橋の方に進むと、河岸の樹木を切り倒し、丸太にして積み上げている姿が見られました。水かさがました際、川の流れをよくするためでしょうか。

ここだけでなく、現在、入間川の河岸は所々で大規模な堤防の改修や浚渫作業が行われています。これらの工事は、2019年の台風19号の水害がきっかけになったに違いありません。

釘無橋(入間川)
奥は釘無橋。釘無橋から東側の越辺川左岸も改修工事中。

スタート地点である釘無橋の上に出ます。橋の上から東の方に越辺川と入間川の合流点が見えます。歩いてみると長さ2キロメートルに満たないこの一帯に、小畔川・越辺川・入間川の大量の水が流れ込んでいるのが、実感できました。

入間川・越辺川合流点
釘無橋の上から眺めた越辺川と入間川の合流点

水害から農村を守る川島排水機場

釘無橋を北へ越辺川を渡ります。釘無橋は交通量が多い割に歩道の幅が狭く、車道と歩道を分ける柵もないので、歩いて渡るのに少々怖い想いをします。

釘無橋(入間川)
釘無橋。歩道の幅が狭い

北側へ渡り、越辺川の土手を右に折れ、東へ進みます。

このあたりの土手も改修されて、昔に比べるとずいぶん堤の幅が広くなっていました。土手の北側には桜の木が植えられていて、春は散歩が楽しそう。

やがて右手に大きなポンプ施設が見えてきました。

川島排水機場
川島排水機場、ポンプがある施設

川島町は、東に荒川、西に越辺川・都幾川、南に入間川、北に市野川と、四方に5本の川が流れています。川に囲まれた島状の土地であることから「川島」の名が付いたといわれています。

江戸時代は、輪のように集落を取り囲む堤防「囲堤」が築かれましたが、水害を解消することはできず、水との闘いがずっと続いていました。そのような弱点をカバーするため、1981年にこの排水機場が完成。1994年と2001年にそれぞれ1台ずつポンプが増設され、排水状況が大幅に改善されたそうです。

川島排水機場は川越周辺の同様の施設に比べて一回り規模が大きく、入間川への流路も壮観。見応えあり。

川島排水機場
川島排水機場、入間川への広い流路

川島排水機場を背にしてさらに東に進みます。入間川の南側、右手対岸の川越方面は工場団地が見えますが、左手(北側)はのどかな農村の風景が広がっていて、敷地の中に高い樹木が立つ、素敵な木造民家がちらほら。農家ならではのぜいたくな住まいがうらやましい。

入間川・川島町
川島町の農家

増水時は川に沈む「出丸冠水橋」

川島排水機場から1キロメートル弱、東へ進むと「出丸冠水橋」に着きます。この橋は入間川にかかる川越市内の橋の中でも特異な存在(橋そのものの住所は川島町)。堤防の上に架かる橋ではなく、堤防の内側に架かる橋です。そのため、川が増水すると水の沈んでしまい、通行できなくなります。文字通りの「冠水橋」。

出丸冠水橋(入間川)
車1台が通れる幅しかない出丸冠水橋

出丸冠水橋があるあたりの入間川の川幅はとても広く、500メートルほどあります。一方、出丸冠水橋の長さは70メートルほど。徒歩だと橋まで、なかなかたどり着けませんでした。

橋の幅は約3メートル。車1台が通ることができる程度なので、車は北行き・南行きで譲り合って渡ります。橋のそばで見ていると、数分に1両は車が通過しており、決して少ない交通量ではなさそう。

出丸冠水橋を南に渡ると、ちょうど川越市の東清掃センターの裏手に出ます。

川越市東清掃センター
川越市東清掃センター(2016年4月撮影)

東清掃センターを背に、今度は入間川を西に向かいます。釘無橋までは2.5キロ。右手には、先ほど歩いた川島排水機場が遠くに見えました。

釘無橋を14時15分にスタートして、落合橋と出丸冠水橋を渡り、16時に戻りました。

歩行距離:8.8キロメートル。歩行時間:1時間45分。

入間川 冬の散歩記録


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