書評・感想文

数年前に、電子書籍リーダーを購入後、芥川賞受賞作をずいぶんと読んだ。芥川賞受賞作には、いくつか性格のカテゴリーがあるように思う。「ヒトの暴力性と獣性」を描いた作品群はは一つの傾向だろうか。 吉村萬壱の『ハリガネムシ』は「ヒトの暴力性と獣性」 ...

書評・感想文

著者が芥川賞を受賞した1980年代半ば、“陰のある美しい中年女性”という雰囲気のポートレートに惹かれ、ずっと気になる作家ではあった。数年前、映画化された『透光の樹』は観たが、小説を読むのは初めてだ。現在68歳とは! まぁ、当時10代の私が5 ...

書評・感想文

昨年から、小説は過去の芥川賞受賞作ばかり読んでいる。手当たり次第読むにも、なんらかの選択基準があった方が買いやすい。特に電子書籍の場合は。というわけで、深く考えることなく2007年の第136回芥川龍之介賞、『ひとり日和』をダウンロード。 1 ...

書評・感想文

きれぎれ(文春文庫) 著者/町田康 発行/文藝春秋 第123回(2000年度上半期)芥川賞受賞作。大阪生まれ、パンク歌手・詩人・俳優でもある町田康によるハチャメチャ小説。 小金持ちのぐうたら息子で絵描きの主人公の趣味はランパブ通い。浪費家で ...

東北旅行

大日坊瀧水寺を後にして、クルマで七五三掛にある注連寺に向かった。大日坊からは約4km、クルマで15分ほどで到着。だた、山中でカーナビがうまく動作せず、ぐるっと回って同じ場所に着いたりした。 注連寺は、芥川賞を受賞した森敦の小説『月山』の舞台 ...

書評・感想文

タイムスリップ・コンビナート 著者/笙野頼子 発行/文藝春秋 電子書籍リーダーを買ってから、過去の芥川賞作品をずいぶんたくさん読んだ。この小説は第111回、1994年(平成6年)上半期の受賞作。 読み始めて、「これ、冗談? なんじゃらほい? ...