頑丈!ルボアの2つ折り革財布をふるさと納税で(香川県東かがわ市)

2020年のふるさと納税返礼品、2つ目は香川県東かがわ市からの革財布。

10年以上使っている2つ折りの革財布が傷んでしまい、ちょっとみすぼらしくなっていたので、同じタイプの財布を探していたのです。楽天のふるさと納税のサイトで検索すると、ほぼ同じデザインの財布を発見。この返礼品を選びました。寄付金額は35,000円。

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手袋の国内生産シェア90%の東かがわ市

まず、東かがわ市のご紹介を。

香川県の東の端にあり、南側には東西に走る讃岐山脈があり、山を越えると徳島県。高松市と徳島市のちょうど中間に位置しています。2003年4月、大川郡引田町・白鳥町・大内町・が合併してできた自治体で、人口は約3万人。

瀬戸内海特有の温暖で穏やかな気候だけど、香川県内では比較的降水量の多い地域で、渇水時に断水が起こることも滅多にないらしい。

主要産業は手袋工業であり国内の生産シェアは90%! また、市内に本社がある帝國製薬は、医療用湿布製造で全国シェアの約40%を持っています。そのほか、ハマチ養殖の発祥の地であり、近年は「人形の町」として観光客誘致、2011年に「世界の人形展」、2015年から「世界の人形祭」を開催しています。

市内にある人形劇場とらまる座(Photo by 663highland

革手袋製造の伝統を受け継いだルボア社

さて、返礼品の革財布。東かがわ市は次のように紹介しています。

日本最高峰の本革「栃木レザー」をメインボディに使用した2つ折り財布です。お札入れ、小銭入れ、カードポケット×6の使う人を考えたシンプルなつくりは、飽きが来ず永く御愛用頂けると思います。お札入と小銭入れは中仕切りを設けてますので、お金を分けて入れることが可能です。生産地である香川県東かがわ市は明治時代より脈々と縫製技術が受け継がれてきた日本屈指の革製品の産地です。この地で培われた技術力でルボア製品はつくられています。革の見立て、裁断、スキ、糊付け、縫製、墨塗り、一品一品を丁寧に職人たちが仕立てます。タンニン鞣しの牛革を使用してますので、使われる程に手に馴染み艶が生まれます。

楽天 ふるさと納税ページより

革財布のメーカーは、東かがわ市に本社があるルボア社(Ruboa)。製品の特徴は「繊細かつ強度のある革製品」。革小物・ベルト・ポーチ・ケースを製造しています。

東かがわ市の手袋製造技術は、もともと明治中期に塩業難民救済のために大阪から伝えられたそうです。1914年(大正3)に第一次世界大戦が勃発。戦争特需の大量注文に応えるため、家内工業から生産規模が拡大ししたのが、手袋製造業の発展のきっかけになりました。

その過程で、手袋製造から派生する形で革製品の製造が行われるようになったとのこと。ルボア社の「繊細かつ強度のある革製品」を支える縫製技術は、手袋製造によって培われたといいます。

直営のオンラインショップを見ると実用的な「hmny」、女性向きの「CORGA」、2つのブランドを展開しています。

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ひと月使ってみた感想は「頑丈」

さて、1月中旬に届いたルボアの財布。ひと月ほど使ってみた感想を。

1つ目。紙幣を入れる部分、コインを入れる部分共に、間仕切りがあって、2つのスペースに分かれます。私がこれまで使っていた財布には間仕切りがありませんでした。

紙幣入れの部分は、間仕切りによって紙幣と領収書、レシートを分けて入れられるのが便利です。逆にコインスペースは分けて入れる必要がないので、間仕切りなしでもいいかな。

内側の素材はストライプ柄の布
コインスペースにも間仕切りあり

2つ目。縫製はさすがに強固な印象を持ちました。カードスペースにクレジットカードを差し込むと、しっかりと締め上げる印象。

これまで使っていたものは差し込み口が少々緩かったため、セキュリティ上、不安に感じることがありました。かばんの中に財布を入れていると、3段あるうちの一番下の段に入れていたクレジットカードが、時折、飛び出していることがあったのです。

逆にいうとカードが少々つまみ出しにくいですが、私はセキュリティ重視で引き出しにくいくらいの方が安心です。

縫製はすさまじく強固

ルボアの2つ折り革財布、とにかく頑丈。1ヶ月間使用して大満足の逸品でした。