あしがくぼの氷柱、冬の朝一番に訪問(秩父・横瀬)

あしがくぼの氷柱(横瀬町)

私の周辺で「見ごたえがあった」という声が多い、横瀬町の「芦ヶ久保の氷柱」へ出かけました。この珍しい地名は「あしがくぼのつらら」ではなく「あしがくぼのひょうちゅう」と読むそうです。

昨年2月に出かけようとしたところ、暖冬のため氷柱が育たず1月下旬に公開が終了し、残念な思いをしたのです。今年はしっかり見ることができました。

川越に暮らして20年以上になりますが、「こんな名勝があったんだ」とずっといぶかしく思っていました。実はこの氷柱、天然の景勝地ではなく、人工的に作られたもので、2014年に公開が始まったばかり。

川から汲み上げた水を、約1500平方メートルある山林の斜面に、ボランティアの町民が散水して作られたもの。いわば町おこし事業ですね。実際、駐車場で交通整理をしている人も案内も、ボランティアの方々で、手作り感があるイベントでした。

コロナ禍の2021年は、土日祝の午後は入場を事前予約制にして、夜間ライトアップは19時に完全終了。マスクの着用必須、滞在時間は1時間以内、埼玉県外からの訪問は自粛を求める等の対策をしていました。

混雑しそうな午後を避けて、朝一番に出かけました。

あしがくぼの氷柱(横瀬町)

氷柱は当然ながら、太陽の光が当たらない日陰の斜面に作られています。なので全体に薄暗い雰囲気。近づくと周囲の気温がぐっと低くなります。

日当たりがいい箇所は氷が溶け始めていました。なるほど、夜、ライトアップされると日陰の氷柱が生きてくるようです。

同じ漢字熟語でも、氷柱を「つらら」と読むと家の屋根から下がる姿をイメージします。一方「ひょうちゅう」と読むと、地面からにょきにょき、あたかも氷が生えている姿が合いそう。「ひょうちゅう」という読みがしっくりとする光景でした。

あしがくぼの氷柱(横瀬町)

氷柱はすべて青白く見えます。これは青い空が映える影響でしょうか。

あしがくぼの氷柱(横瀬町)

なお、芦ヶ久保の氷柱、三十槌(みそつち)の氷柱(秩父市大滝)、中津川の氷壁(秩父市中津川)の3つを「秩父三氷柱」と呼んで、観光誘客を図っています。


入場料:300円
行き方:西武秩父線芦ヶ久保駅下車、入口まで徒歩10分。自動車では、東京方面から国道299号線で正丸峠を越えて「道の駅果樹公園 あしがくぼ」へ。専用駐車場あり。
詳 細:横瀬町観光Webサイト


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