マードックが指摘する「既存メディア衰退の原因」

2015年5月20日

News Corp.マードック氏が指摘する「既存メディア衰退の原因」(CNET)

ニューズコーポレーションのルパード・マードック氏インタビュー。すごく共感してしまう自分がちょっと嫌。

かつては、何がニュースで、何がそうではないかを判断できるのは一握りの編集者だけで、彼らは一種の神のように振る舞っていた。彼らが記事を掲載すれば、それがニュースになり、彼らが出来事を無視すれば、その出来事はそもそも起こらなかったことになる。今では、編集者はこのような力を失いつつある。

編集者という社会的ポジションは、パーソナルメディアの台頭で著しく低下しました。いまだにその現実を見ることができない編集者が多いですが。

それよりもさらに大きい問題は、多くの編集者や記者、経営者が読者に示す恩着せがましさだ。顧客を軽蔑していたら、いつかなかなか商品を買ってもらえないときがくるのは、誰にでもわかる。新聞も例外ではない

昔、毎日送られてくる読者カードに目を通すと、支離滅裂なリクエストが書かれていたりしました。かつては、しばしばうんざりしていたのですが、ちゃんと郵便ポストにまで足を運んでくれる読者こそ、優良顧客でした。

世に出した商品の価値について、真摯に向き合う姿勢はメーカーの方法に見習うべきだな、とか、思ったりします。