夜の川越祭りへ、進化する金魚すくいにびっくり
2014年の川越祭りは、10月18日(土)と19日(日)に行われた。今年は1日目の夜に家族で出かけた。ここ数年、昼よりも夜に出かけることが多い、昼間よりも観光客が少なくなって、やや人の混雑が減って歩きやすくなる。特に裏道。下は10年前、2004年、昼間の川越祭りの様子。
市立小学校の穴場の臨時駐車場に自動車をとめて、徒歩で街中へ。連雀町の交差点まで1kmほど歩くことになった。まるひろ百貨店本店駐車場や蓮馨寺の屋台に立ち寄りながら、蔵造りの旧市街を目指した。屋台も灯りがともる夜の方が風情あり。
一見、子供の頃から変わらぬ風景ではあるが、よく見るとお面に「アナと雪の女王」が現れたり、しっかり“いま”を反映しているものだ。
中でも、アクリルの水槽の底からLEDライトで照らした金魚すくいには、思わず見入ってしまった。ライトの光が10数秒ごとに変化し、イルミネーションのような効果を出している。白熱灯に比べると、電力も少なくて済むのだろうか。
さて、私が川越祭りで一番フォトジェニックだと思う場所は、埼玉りそな銀行川越支店(旧第八十五銀行本店)前。華麗な幸町の山車と、ネオルネッサンス風の洋風建築が不思議にマッチする。ここで、毎年のように写真撮影をしてしまう。
それから、お囃子は連雀町雀會が見ものだ。川越百万灯夏まつりや熊野神社の縁日で年間を通じて活動されている。ここの山車の前も、毎年、必ず足を停めてしまう。下が連雀町の山車。
また、山車の曳き回しの中でも、交差点を曲がる辻回しは見もので、ハンドルのない山車を慣れたベテランたちがスムーズにカーブさせる様子は見事。特に狭い交差点の場合、山車を停止させる場所を少し間違うと、信号機にぶつけてしまったりするからだ。下は辻回しの様子。
祭りそのものも楽しいが、商店街のお店も書き入れ時。私は、坂戸に本店があるトシノコーヒーのカフェオレでコーヒーブレイク。あぶり珈琲、ライトニングカフェほか、おいしいコーヒーショップが多いのも川越のいいところ。
あと、防火用水槽をうまく活用したランプショップもおしゃれな雰囲気を醸し出していた。
夜8時頃から、「曳っかわせ」という複数の山車が交差点に集合する見世物があるのだが、冷えてきたのとお腹が減ったので、夜7時すぎには帰路についた。
来年は久しぶりに昼間に出かけてみようかと思う。
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