マードックが指摘する「既存メディア衰退の原因」

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News Corp.マードック氏が指摘する「既存メディア衰退の原因」(CNET)

ニューズコーポレーションのルパード・マードック氏インタビュー。すごく共感してしまう自分がちょっと嫌。

かつては、何がニュースで、何がそうではないかを判断できるのは一握りの編集者だけで、彼らは一種の神のように振る舞っていた。彼らが記事を掲載すれば、それがニュースになり、彼らが出来事を無視すれば、その出来事はそもそも起こらなかったことになる。今では、編集者はこのような力を失いつつある。

編集者という社会的ポジションは、パーソナルメディアの台頭で著しく低下しました。いまだにその現実を見ることができない編集者が多いですが。

それよりもさらに大きい問題は、多くの編集者や記者、経営者が読者に示す恩着せがましさだ。顧客を軽蔑していたら、いつかなかなか商品を買ってもらえないときがくるのは、誰にでもわかる。新聞も例外ではない

昔、毎日送られてくる読者カードに目を通すと、支離滅裂なリクエストが書かれていたりしました。かつては、しばしばうんざりしていたのですが、ちゃんと郵便ポストにまで足を運んでくれる読者こそ、優良顧客でした。

世に出した商品の価値について、真摯に向き合う姿勢はメーカーの方法に見習うべきだな、とか、思ったりします。

コメント

  1. champlasonic より:

    読みました。
    「FOX作ったおまえが言うな!」って箇所もありますが、この人がいうと重みがありますね。
    彼の言う「メディア」がなんなのかにもよりますが、報道という意味においてのみコメントします。
    現在の状況ではけっしてパーソナルメディアが報道に勝っているとは思いません。
    (記事中の当該の件は別として)やはり多くのブロガーは現場に足を運んではいません。
    2chのニュー速だってソース記事がないと成立していません。
    知って論議する価値があるニュースソースを自ら提供できるブロガーなんて日本に何人いるでしょうか?
    パーソナルメディアにおける報道はバラエティ的なものばかりです。
    そういう意味でもメディアとその記者/編集者はこれからも必要です。
    報道がバラエティ化した時がメディア衰退の分水嶺にだったんじゃないでしょうか。
    バラエティの側面を報道化していた「噂の真相」がこの状況を見透かすかのようにいち早く廃刊してしまったのは先見の明があったように思います。笑

  2. Asanao より:

    champlasonicさん、こんにちは。

    ちょっと論点が違うかもしれませんが、「パーソナル」に対する定義は「マス(大衆)」ではなく「パブリック(公共)」だと思っています。例えば、自治会のゴミ収集日の変更や、マンション管理組合の駐車場の抽選等の「お知らせ」って、必ず目にしますよね。公共性のあるメディアは、玉石混合のパーソナルメディアの情報が増えれば増えるほど、今後、重要視される気がしています。「報道がバラエティ化した」と同じ意味かも知れませんが、「報道が持っていたパブリックな役割が相対的に弱くなっている」という表現になるのでしょうか。どうでしょう。