「策」と「徳」について思う

個人、法人に関わらず、土壇場になって本領を発揮するのは「策」ではなく「徳」のある人なんだな、と思います。何ごともうまくいっているときは、どんな「策」もうまく行くものですが、危機に陥ったときは、普段どれだけ「徳」を積んでいるかが、問われるのでしょう。

万全の「策」というのは存在しないです。私自身、日頃、仕事の中でいろんな「策」を考え実行していますが、必ず抜けや弱点はあるもの。聖徳太子や諸葛亮とて、同じだったでしょう。だけど「徳」というのは抜けや弱点はないのだな、と、最近よく思います。

ライブドアの今回の事件、ことの真相はよくわかりません。ただ、石油温風機事故を実際に起こしてしまった松下電器産業と、風説の流布や粉飾決算が、まだ疑惑段階であるライブドア、あまりにも対照的な社会からの視線の違いは、会社が積み上げてきた「徳」の差である気がしてなりません。自戒をこめて。

仕事

Posted by Asanao