感想/松任谷由実『A GIRL IN SUMMER』

松任谷由実『A GIRL IN SUMMER』

A GIRL IN SUMMER
演奏/松任谷由実
レーベル/EMIミュージック・ジャパン

ユーミンの最新アルバム、発売日に買ってしまいました。ひとことでいうと、「かつて女のコだったミドルエイジのラブソング集」って感じでしょうか。アルバムタイトル「A GIRL IN SUMMER」。タイトルを見ただけで「夏だ!湘南だ!」な気分になってきた。で、気に入った曲を3つ紹介。

哀しみのルート16
国道16号線近くに住んでいる私には、これはうれしいタイトル。中学生の頃、「中央フリーウェイ」を聞いて、国立、府中、調布あたりに住んでいるコがちょっとうらやましかったりした(今は、ぜんぜんうらやましくないけど)。

あなたに届くように
これぞ、ミドルエイジのラブソング。私は渡辺淳一の『愛の流刑地』より、100倍共感しました。下のフレーズに“胸キュン”。

あのとき私が置き忘れた 苦い思い出はまだありますか
できることなら とりに行きたいと 思う今日このごろです。

ついてゆくわ
「経る時」(REINCARNATION-1983年)、「Autumn Park」(ALARM a la mode-1986年)は、いつか年とったときの二人に想いをはせた曲。20年後のこの曲は、年を重ねた二人がかつてに想いを馳せる曲。ファンはユーミンの音楽と一緒に20年すごしちゃったのですね。


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