毛沢東の『実践論』は一読の価値あり

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毛沢東『実践論・矛盾論』実践論・矛盾論(岩波文庫)
著者/毛沢東  翻訳/松村一人、竹内実
発行/岩波書店

政治家としての毛沢東は、文化大革命や独裁的な政治手法により、評価がよろしくないです。

ですが、思想家・毛沢東の論文「実践論」は、ダマされたと思って一読されることをお勧めします。乱暴にいうと「Plan-Do-See」というマーケティングの考え方に近いですが、そこいらの安モノのビジネス書よりも、はるかに説得力があります。

結びの一節。

実践、認識、再実践、再認識という形式が循環往復して、無限にくりかえされ、そして各循環ごとに実践と認識の内容が一段と高い段階にすすむ。これが弁証法的唯物論の認識論の全体であり、これが弁証法的唯物論の知行統一観である

最後の「知行統一観」という言葉、「PDCAを回す」なんてマーケティング用語よりも私には響きます。

コメント

  1. MAO より:

    おお毛沢東ですか。
    また渋いのを読んでいますね。
    造反有理、というのは十代の頃には眩しい言葉でした。
    いまだにやっているのも大人気ないのかな・・・・

  2. ai より:

    この本読んで、段取りをおぼえたような次第です。
    内容の良さをいくら言っても、毛沢東が書いたと言っただけで引く人が多くて。Asanaoさんの言われるのがもっともな本。